圭陵会院長会 会長挨拶

圭陵会院長会は、圭陵会員(岩手医科大学同窓会員)で、岩手県を中心とする北東北の公立・公的病院の院長をメンバーとする会です。各々の病院が所在する地域で良質な医療を提供することを基本に、岩手医科大学とは良好な連携を保ちながら患者紹介や学生実習の受け入れなど、大学へ貢献するとともに、大学より医師派遣を頂くことを目的に活動しています。

あらためて圭陵会院長会のあゆみについて簡単にご紹介します。当院長会は、岩手医科大学・圭陵会・関連病院の連携と相互発展を目的として、昭和53(1978)年に設立されました。当初の構成メンバーは医大学長・同医学部長・同歯学部長・同病院長・同副病院長、圭陵会長・同副会長・同幹事長と圭陵会関連病院長だったようです。

その後、院長の先生方の意向を取りまとめる形で昭和56(1981)年に関連病院長のみから構成された院長協議会が設立されました。平成8(1996)年の総会では会則・規約が改定・可決され、院長協議会を院長会に、院長会を院長協議会に変更して現在に至っております。

この度、圭陵会の多大なご配慮の下、圭陵会のホームページに圭陵会院長会のスペースを頂きました。全国の圭陵会員の皆様方に、当院長会の役割や構成メンバー、活動内容などのご紹介ができればと考えております。

岩手県を含む北東北は慢性的な医師不足の状況が続いている中で、さらに「地域医療構想」・「働き方改革」・「医師偏在対策」といった課題があります。今後、公立・公的病院が地域で持続可能な運営を如何にして維持するかなど、会員病院が抱える問題に対しても皆様方から貴重なご指導、ご鞭撻を賜れば幸甚です。

結びに、今後とも圭陵会院長会に相変わらぬご支援を賜りますようにお願い申し上げてご挨拶と致します。

圭陵会院長会 会長
盛岡市病院事業管理者兼市立病院長
加藤章信

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